結婚写真の技術は世界一!と言われる台湾で結婚写真を撮った私たち。
撮影すると決めてから、写真を引き渡してもらうまでの道程を思い出しつつ綴ります。
Contents
結婚写真撮影の手順
①お店を見学
前回の記事にも書きましたが、台北で一番有名なウェディングフォトストリートである「中山北路」の写真館をめぐりました。
見本写真を見て気に入ったところの話を聞きます。
グイグイに押してくるところもあれば、外国人だからと遠慮してるのか(はたまたお金がなさそうなお客に見えたのか(笑))サラッと説明して終わりなところもあり。
私たちは下記を意識して、最後は対応してくれたお店のひとの態度でお店を選びました。
~チェックポイント~
□お店の人の対応の良し悪し・お店自体の雰囲気(従業員同士の仲、店の綺麗さ、掃除など)
□中でも見せてもらえるサンプル写真でテイスト再確認
□ドレスの所有数や着ていい範囲の確認(外用・披露宴用と分かれているかなど確認)
□ロケに行ける場所に制限がないかなどの確認
②お値段をきく・検討する
基本的なセットのお値段を聞きます。ドレスが何着か、男性用衣装が何着か、写真やアルバムなどのセット内容(大型アルバム以外にセットになっているものはお店によって多少異なります)、外ロケの費用は追加かタクシー代は込みかなど。
これはいらない、これは必要などの要望を伝えて見積もりを出してもらいましょう。(セットを変更できないお店もあるかもしれませんが多分なんとかなると思います)
交渉上手な台湾人の友人がいたら同行してもらって、交渉を手伝ってもらうといいかもしれませんね。
旅々台北などの結婚写真代行サービスを利用する場合は、予めセット価格が明確にされていますが、自身で手配をする場合はしっかりと聞いておくこと、文書にしてもらうことが大事です。(文書は契約段階にならないと作ってもらえないと思います)
ほとんどのところが「いま決めてくれたらこの値段でこの価格よ!今日だけ!」というと思いますが、納得していなければ断ってもいいと思います。
一旦保留にしたもののやっぱり気になったら担当してくれたひとに連絡して「実はおたくともう一店舗と迷っていて~」と切り出せばきっと前と同じ条件かそれ以上のプラスαがあると思いますよ!
※店舗によっては例えば新作ドレスは追加料金が発生するなど聞いてないよ~というケースがあるらしいので、なにをしたら追加料金が発生するのかを明確にしておくとトラブルが避けられると思います。
③契約
私たちはいらないものを取り除いてもらい、下記条件で契約しました。(高いか安いかはちょっとわからずじまい)
大アルバム(20枚)、普通サイズの写真立て1枚、ミニアルバム(10枚くらいのもの)、加工前CD・加工後CD各1枚、ドレス4着(小物含む)、タキシード2着、外ロケ用タクシー代、ヘアメイク代、カメラマン・助手費用。
合計額:2万5千元(当時約9万円)※もちろん写真の修正加工代も込み。笑
確か予約金を事前に支払い、撮影後、写真を選ぶタイミングで残りを支払うという手順だったと思います。
予約金がいくらだったかは、昔のこと過ぎて忘れてしまいました!
でも日本で撮影するよりは安いですし、なにより仕事半分ネタ半分(そんな気持ちだからまつげバサバサになっちゃったんでしょうね)!
台湾でしか撮れないと思えば安いはず!
なお、契約書をいただけると思いますので、ご自身で手配される方は内容に不備がないかを確認しましょう!
⑤新婦ドレス選び・新郎・衣装選び
契約が終わると日を改めてドレス選び&タキシード選び。
衣装に関してはやはり女性側がメイン。
私は4着着用予定だったのですが、事前にウェディングドレス2着、カラードレス2着の組み合わせをする新婦が多い、とアドバイスを受けていたのでそのとおりに選びました。
利用したお店は外ロケ用と披露宴用のドレスに区別はなく好きなモノを着たら良いと事前説明してくれていたのですが、やっぱり何となく外ロケ用のドレスをススメられている気がしました。笑
そもそもドレスが多すぎてどう選んでいいかわからないので、結局スタッフさんにアドバイスを求めることになるんですよね・・・。
好きな色、好きなドレスの形、イメージの切り抜きなどを持っていけばよかったと思います。
でも、以外にセンスが良いのか?スタッフに言われるがままに選び、友人に「ハワイのムームーみたい」と酷評された青いドレスが写真に写ると一番似合っていました。
それをふまえると、着たとき雰囲気より、スマホなどで撮影してみて、カメラを通して似合うものを選ぶのが良いかと思います。
そして、できればこのときにセットになる小物もある程度見せてもらうといいかも。
そうすればきっと髪型や全体的なイメージをもっと膨らませてカメラマンとの打ち合わせに臨めると思います。
ちなみに男性用の衣装は契約店舗にはなく、近所のスーツ屋さんを紹介されました。仕立ての他にレンタルをやっているようでそこで選択すればOK。(女性に比べると雑ですね)
タキシードを2着選ぶのですが4種類くらいからなので選ぶのは簡単。
ちなみに蝶ネクタイをアスコットタイに変更するだけで1,000元くらい取られたような…。
ちょっとケチって白いタキシードにはアスコットタイ、もう一着のブラックは蝶ネクタイのままにしましたが1,000元位出せばよかったかなと今では思っています。
女性は4着なのに、男性は2着・・・。じゃあ男性は後2着分何着るの?と思いますよね??
シャツにジーンズ!!が主流なんです!!
どうしてなのかいまいちわからないのですが、当時は女性はドレスでも男性はカジュアルというのが定番でした。(たぶん今でも。)
私たちはこの「男性はジーンズでカジュアルに」がイマイチ好きになれず、夫は自身のスーツを着てネクタイしないしーんもつくることで、ちょっとだけカジュアルにすることにしました。
なぜ男性はジーンズ撮影が定番か、知っている方がいたら教えていただきたいです。
④カメラマンとの打ち合わせ
こちらも日にちを決めて当日撮影を担当するカメラマンとどんな雰囲気の写真が撮りたいのか、ロケ地をどこにするのかなどを打ち合わせます。
私たちが利用したお店は、ヒアリングのシートがあって優雅な感じが良いのか、明るい感じが良いのかなど書き込んでいってくれました。
私たちの要望はあまりにも大げさなポーズは撮りたくない、写真の修正はしすぎないで欲しい(別人になる方がいるので)くらいでした。
ここで日本テイストの写真を見せてこんな写真や表情も撮りたい!と言っておけばよかったかも。(台湾の結婚写真はよくも悪くもキメ顔を作ります。笑)
ちなみにロケ地は夫の通っていた大学、ふたりでよく歩いたホーム感あふれる中山北路、カメラマンの推薦で夫の大学から近い海とゴルフ場?近くの芝生となりました。
中山北路は普通の道路なのでちょっと不思議がられましたが、横断歩道を渡っている写真、なかなか気に入っていますよ。
またもや長くなりましたので、事前の準備から受け取りまでは次回に持ち越しとさせていただきます!もうしばらくお付き合いください!
次回以降このようなことをまとめていきます→⑤事前の準備⑥メイク⑦外ロケ⑧スタジオ撮影⑨写真選び・支払い⑩修正⑪引き渡し
下記リンクからごらんください。
台湾で結婚写真(変身写真)を撮ってみたお話①
台湾で結婚写真(変身写真)を撮ってみたお話②
台湾で結婚写真(変身写真)を撮ってみたお話③
台湾で結婚写真(変身写真)を撮ってみたお話④
台湾で結婚写真(変身写真)を撮ってみたお話⑤
台湾で結婚写真(変身写真)を撮ってみたお話⑥
↑こちらなどお店の情報がまとめられていて参考になると思われます