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パスポートの有効期限に注意。台湾でSIMカードを買おうとしたら買えなかった!?

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年に4~6回程度の台湾行きが普通のわたし。(今年は諸事情ありお休み中)

中国語も住んでた頃より退化しているとはいえ、ひとまず仕事で使うくらいは使えますし、そういう意味では国内と変わらないからトラブルらしいトラブルにはあまり遭遇しないよな~、と思っていたらやられました。

台湾に頻繁に通ってる方で、SIMフリースマホを持っている方は気をつけてくださいねというお話です。

 

Contents

SIMフリースマホは台湾旅行好き・海外好きには超便利

ASUS愛用中

台湾愛にあふれているわけではありませんが、私のスマホはこの5、6年はずっと台湾メーカーのASUS。

コスパが良いことが一番の理由です。そして、もうひとつの大きな理由がSIMフリーであること。

SIMフリーとは簡単に言うと「スマホ本体にキャリアの縛りがなく、どこの会社のSIMカードでもつかえる状態」を指します。

そして、ASUSのスマホは最初からロックがかかっていない「SIMフリー」の状態で販売されています。

海外では現地のSIMカードを買えば便利ですし、大手キャリアで機種を買ってロックを解除してもらう必要もない。
個人的に使い勝手のよいスマホです。

ちなみに国内ではA社からC社の回線に乗り換えるときに、機種にかかっているロックを外してSIMフリーにしてもらっている必要があるのは有名な話。ちょっと面倒くさい作業だな、と感じてしまいます。

台湾ではSIMカードが安価だと思う

台湾の旅行者向けの短期間のSIMカードの費用はそれほど高くありません。

7日間で500元(1,800~2,000円程度)。5日間なら300元(1,000円~2,000円程度)くらい。

ポケットWi-Fiレンタルで旅行。もいいかもしれませんが、ちょっと荷物になるし、なにより電池の持ちがスマホなどにくらべるとイマイチです。

時刻表を見たいとか、アクセスを調べたいとか、トラブル発生!など肝心な時に接続できなかった、なんておそろしい事態もありえるかも。

そんなこともあって、わたしは断然SIMフリースマホ利用派です。

SIMカードを買いに行って言われた衝撃の一言

短期用のSIMの買うのは簡単。空港でも街中でも買えます

わたし、いつもは空港でSIMカードを買うのですが、その日は関空→成田→桃園の乗り継ぎ台湾出張。
(台風で関空水没、橋げたがゆがんだあの直後で、イレギュラーなルートで台湾入りしました)

桃園国際空港についたのは深夜。空港のショップはもちろん営業時間外。

そのためその日は深夜バスで台北市内へ。
ホテルに移動し、翌日近くの台湾大哥大(Taiwan mobile)に出かけました。

たしか、お願いしたのは7日間のデータ量無制限SIM(プラスちょっとだけ通話料込み)。

渡す書類はパスポートだけです。(正確にはパスポートと入国の印鑑が押されたページ。たまに日本の免許証とか求められますが)

あとは用紙をわたされて、記入してほしいといわれたところに情報を書き込めばOK。

スマホを渡して、スタッフが設定してくれるのを待って・・・という流れです。

超簡単、あとはお支払いだけと思いきや

でもね。パスポートを受けとって作業に入ったショップスタッフから出たのは衝撃の一言。

あいて
君のパスポート残存期限が90日切ってるよ
 わたし
うん、知ってるよ。
あいて
法律できまっててね。90日以上ないとSIMカードは売れないんだよね~
 わたし
???!!!!
 わたし
ええっ?なんで??なんでダメなの!!

「そこを何とか~」、「そんなこと聞いたことない」など、一通りごねてみましたが結果変わらず。

じゃあどうしたらいいか聞いたら、

あいて
パスポートの期限が残っている友達連れてきて、代わりに契約してもらえばいいと思う

とのこと。

(みんなそんなに暇じゃないよ。あとたぶん住んでたら手続き自体が違うよ。在住の日本人の友達連れてきても、たぶんだめだよ。と心でさけぶ)

お店を変えたらいけるんじゃ?とちがう台湾大哥大にいってみたものの同じことを言われる…。

結果。SIMカード買えませんでした!!うわーん。

事の顛末は・・・友人のおねえさんに助けてもらった。

ホテルに戻って(Wi-Fiがあるからもはや命綱)、これから会う予定の友人に泣きついてみたところ…。

たまたま遊びに来ていた友人のお姉さま(タイ在住)がSIMカードあまってるよと。

あまっている?
なんかよくわかんないけどやったー!

神様!ありがとうございます!

SIMカードが余っているとはこれいかに?
よくよく聞いてみると
・タイでは「AIS」というキャリアが販売するプリペイドSIM「SIM2FLY」がある
・タイの人がよく旅行にいくエリア17国地域で使える設定
・現地についてからSIMカードを入れ替えて設定すると使えるようになる
・費用は8日間のプランでおよそ1400円~1600円
ということでした。
VIVAタイ!I LOVE タイ!

気になる方はこちらをどうぞ(英語)

http://www.ais.co.th/roaming/sim2fly/en/

その後、友人と会って、お姉さんからカードを買い取り、四苦八苦。(いつも自分で設定しないもんね)
SIMのサイズを自分で変えるタイプで大きさ調整にもあわあわ。
最終的にお姉さんにたすけてもらってやっとスマホが使えるようになりました!

出張で待ち合わせが多かったのでスマホ使えなかったら本当にやばかったです。
タイと友人と友人のおねえさんに感謝!

ちなみにプリペイドSIM「SIM2FLY」使えるかは自己責任だと思いますがA〇azonさんでも並行輸入品が販売されていましたよ。

台湾政府の連携求む

そもそもどうしてこうなったかというとこれです。

台湾がますます優しくなった。パスポートの残りが90日切っても台湾にいけるよ知ってる?

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台湾が日本人にやさしくなったので、パスポートの残り日数が1か月ちょいの状態で出張してみたのです。

確かに航空会社のカウンターでも、出国審査でも、入国審査でも止められなかった。

台湾は日本人旅行者にさらに優しくなりました。

でもだからと言ってすべての旅行者向け制度が変わったわけではないのですね…。

思い至らなかったわたしのミスです。

でも、政府関係者の方、ぜひ、制度に合わせた改正をお願いします。

ダメだったらせめて告知してください!

リピーター増の台湾。私みたいな人、これから増えますよ。きっと。

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