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変身写真

台湾で結婚写真(変身写真)をとってみたお話①

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私事でございますが、私たち夫婦は台湾で出会いました。双方日本人です。

え、あなた台湾人でしょ!ってツッコんだ方!私、生まれも育ちもそしてルーツも沖縄ですよ!!

まあ、夫婦でいると台湾のかたに「・・・所以、太太是台灣人?」(えーと、奥さんは台湾の方ですよね)と聞かれますけどね・・・。

そんな私たち、実は結婚写真は台湾で撮りました。ご存じの方も多いかと思いますが、台湾って結婚写真がスゴイんです!

今回は台湾で結婚写真を撮った話をまとめてみたいと思います。

ウェディング2
撮影:JR Chang

Contents

台湾で結婚写真をとったわけ

半分仕事で半分記念

私は台湾在住時、台湾のお客様に沖縄の良さを知っていただき沖縄に来ていただく方を増やすことが業務な「インバウンド」な仕事についておりました。

当時、台湾では結婚制度が証人制(公の場での披露宴)から登記制に変更になったばかり。

※それまで台湾では公の場で結婚式をあげ、証人と当事者が結婚証明書にサインをすれば公に夫婦として認められることになっていました!

それが登記制に変わったということで、「台湾で証人を立てて挙式しないと結婚したことにならない」と思っていたお客さんが減るはず!

ということは、海外ウェディングを挙げてくれるお客さんを増やす事ができるはず!と沖縄のリゾートウェディングを積極的にPRしはじめたところだったのです。

そんなおり結婚することにした私たち。

台湾の人たちが並々ならぬこだわりを持つ「結婚写真」!

これを経験すれば台湾の人たちが海外ウェディングや沖縄でのフォトウェディングで求めるものが少しは分かるんじゃない?

そう思って、当時結婚前の夫に相談。

「海外にいるから披露宴はしないだろうし、結婚写真だけでも撮りたいな~」と説得。(思惑は告げず)

結構大掛かりなので男性は嫌がるかな、と思ったのですが、割とすんなりOkをいただけたのでした。(仕事での思惑が入っていたとはきっと今でも気がついておりません。)

 

台湾の人たちにとって外せない「結婚写真」とは

中国語で「婚紗照」(ふんしゃーじゃお)といわれる結婚写真。台湾の人たちにとっては結婚する上でマストなアイテムです。

jhon huan
撮影:Jon_Huang

日本でも披露宴で受付時にウェルカムボードなどを用意することが多いと思いますが、台湾ではこれが事前に撮影した「「婚紗照」」と決まっているのです。

撮った写真でババーンと大きなフレーム入りの写真を作成。さらにそれより一回り小さな大型のアルバムを作成。

披露宴当日はフレーム入りの写真とアルバムを置き、お客様に見てもらう、それが普通。

招待客はどんな結婚写真をとっているのかをとっても楽しみに披露宴にやってきます。

どれくらい大型かですが・・・私の持っているものは一枚の大きさが約45cm×31cm!写真20枚で重量4キロ!!あったといえばご想像いただけますでしょうか?

そして新郎新婦は、アルバムの中ならお気に入りの写真を何枚か選び、名刺サイズの写真カードを作成します。

当日、作成されたカードはアルバムの小脇にセッティングされ、お客さんは気に入ったものを自由に持ってかえることができる仕組みになっています。

さらにそれぞれの親にミニアルバムを送ることもあるそうです。幸せのおすそ分け、というところでしょうか。

聞いた話によると、披露宴で使われた結婚写真は新居に飾ることも多いとのこと。

そんなわけで、台湾のカップルにとっては結婚が決まる=ブライダルフォトを撮るなのです。

 

台北のウェディングフォトストリート見学へ

中華圏らしく集まってます

中華圏の特徴の一つに「同業種が同じ地域に集まっている」が挙げられます。結婚写真館ももちろん集める傾向にあります。

台北市内で件数が集中しているのは台北市の主要道路のひとつ、中山北路。中山北路と民生西(東)路の交差点から北向けに北上し農安街にいたるあたりまで、少なくとも30軒以上の結婚写真館が営業しています。

もう一箇所の有名どころは中正紀念堂の直ぐ側の愛国西路。こちらも十数軒の結婚写真館が軒を連ねています。

どこのお店も店舗前にその店のスタイルを代表するアルバムを飾っています。もしも旅行中に通りかかる機会があれば、ぜひページををめくってみてくださいね。

このアルバム、見て回ると結構面白いですよ!

数件回って話を聞く

私たちも、このウェディングフォト見本を見て回り、気になったところ数軒の説明を聞きました。

希望すれば施設やドレスの見学をさせてもらうこともできます。

そして大体の値段を聞いた後、どこのお店も「今決めたらこの価格で出せるけど、即決じゃなかったら無理ねー」攻撃。

どのお店もプランや付けてくれるプレゼントが違うので、正直なにをどう比べていいのかもわかりません。即決は厳しいですよね・・・。

どうやら台湾の方は、基本のプランを聞いた後で、自分たちの希望を伝えて値段交渉を行うのが普通のようです。値切り上手、交渉上手な方に同行してもらうと多分値段も結構変動するんでしょうね。

大体のお値段と内訳

私たちは結局、大きなアルバム(標準20枚)と普通の写真立て1枚、ミニサイズのアルバム1つ、淡水近辺へのロケフォト費とタクシーチャーター代込みで2万5千元(当時8万円程度)に収まるように交渉しました。

安いんだか高いんだかは正直謎です・・・。

台湾での結婚写真撮影に興味にある方はこちらのサイトを参考になるかも。予約代行なども行っているようですよ。

写真館によっては日本語もOK(OKにもレベルがあるので各サイトを確認することをオススメします)です。

ウェディング1

旅々台北変身写真・結婚写真予約サイト

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