前回、沖縄那覇空港からピーチアビエーションにて台湾・桃園国際空港へ設けて旅立った母子。
備えるだけ備えた甲斐があって、機内で娘が騒ぐこともほぼなく、無事に空港に降り立ったのでした。
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桃園空港第一ターミナルの変貌
台湾にいたころはよく訪れていた桃園空港。
でも、実は第一ターミナル利用は10年以上ぶり。
それもそのはずで、日本発着便のほとんどは第2ターミナルを利用するんです。
そのため古くてちょっと暗いイメージだった第一ターミナルですが改装が済んでピカピカになっていました。
ピーチのファストシートで手早く外へ
子連れの不安解消のため2,000円UPで利用した広々座席・最前列のファストシート。
最前列なので、着陸前に荷物をまとめておけば、子連れでも早く機内から出ることができます。
機内から出た後は「入境」の文字を目印に一直線。
並ぶのが嫌いなのでできるだけ早めに移動します。
入国審査場は外国人と台湾人スペースに分かれていて、もちろん我々は外国人が並ぶラインにならびます。
小さな子連れだと優先してもらえることがある
娘を抱っこしながら並んでいると、列の整理をするお兄さんが私たちを発見。
手招きで呼ばれます。
指示通りにお兄さんのもとへ行くと、ジェスチャーで「あっちに並んでいいよ」とガラガラの台湾人レーンに並ぶように指示してくれました。
実はこれ、初めてではありません。これまで3回中3回、毎回優先してもらっています。
(だからと言って台湾人レーンに並んだりはしませんよ。)
台湾は子連れにやさしいというのは常々していますが、こんな公的なところでも優しいのはほんとにうれしいことです。
この心遣い、ホスピタリティーの高さを感じます。
母子二人で荷物をもって長時間並ぶのはなかなか大変なことなので本当にありがたいかぎりです。
その後荷物をピックアップして、税関を抜けて到着ロビーへ。
空港パトロール的な変な車に出くわして拾ってもらって、入国審査場まで連れて行ってもらったこともあります。
台湾、小さい子にほんとに優しいです。
もろもろピカピカ。授乳室もピカピカ♪
到着ロビーでは、ひとまず娘のおむつ替えへ。
授乳室もおむつ替えスペースもピカピカです。
ノーストレスでオムツ替えできました。
授乳室もこの通り。
お湯もあります。
となりの休憩スペースにはスマホやパソコン充電用のフリーの電源もありました。
SIMフリー携帯があると便利
その後、携帯とネットの使えるSIMカード購入のため台湾大哥大(電話会社)のカウンターへ。
SIMフリーのスマホ(ASUS)を持っているので台湾で使用する番号を購入します。
他にもいくつかの会社がおんなじところで固まってカウンターを出していますが、私の条件と一番合うのが台湾大哥大。
5日間4G使い放題、通話料50元付きで300元(1,000円程度)。
空港カウンターなので英語は通じるかと思います。
欲しい日数を伝えて携帯とパスポートとお金を渡せば係の人が手続きしてくれます。
余談ですが、ここでも娘は可愛い可愛い言われてちょと得意げ。
中国語でも褒められてるのは分かるんですね。面白いです。
SIMカードを購入するかはちょっと迷ったのですが、夫と台南駅での待ち合わせもあるので、やっぱり購入。
(※ネットをしょっちゅう使うわけでなければ現地のフリーWi-Fiでも乗り切れるかも。詳しくはこちらをどうぞ。)
ネットが使えるようになったことを確認して、ローカルコーヒーショップで軽食。娘も持参した幼児食で食事。
いよいよ新幹線駅に移動です。
らくらく。新幹線で行く台南の旅。
新幹線駅までの移動はタクシーにしました。
夫がいたらおそらく移動は空港ー新幹線駅間のシャトルバス(一人30元)を使ったと思います。
でも、今回は、母子のみ。大きな荷物を持って下手したら座れない状況で娘を抱っこしながら揺れる台湾のバスに耐えるのはとても無理。
そんなわけで到着ロビーの南側に位置するタクシー乗り場からタクシーに乗りました。
「計程車」(タクシー)の文字を見つけて追いかけていけばたどり着きますのでご心配なく。
簡易のカウンターに座っているオジサンに「どこまでですか」と中国語聞かれたので「高鉄桃園まで」と答えると車まで案内してくれました。
ちなみに、空港に正式乗り入れができるのは契約しているタクシー会社のみ。
そういう意味では水準は一定なので安心。(でも飛ばす人もいますけどね)
もくもくと運転してくれて、15分くらいで桃園駅到着。お値段は400元(約1,200円)行かないくらいでした。
※2017年6月追記 2017年1月に桃園空港から台北駅までのMRTが開通しました。
台北とは逆方向ですが、桃園空港から桃園高鐵站(新幹線駅)にも行けるようです。
新幹線に乗る
急ぎの旅ではないですし、夫と合流するまでに時間が余ることはわかっていたので(高鉄)新幹線チケットは現地購入。
自動券売機で購入しました。中国語か英語ができれば購入は簡単。
※桃園駅の乗り場は地下です。あしからず。
ちょっと怖いな~という方は窓口の利用をオススメします。でも並びます。
①人数(大人◯人、小人◯人(6以上~12歳未満まで子ども料金。6歳以下はきっぷ不要・ただし席なし))
②自由席(自由座)か指定席(對號座)か
③何時出発希望か(指定席利用の場合、自由席は購入日当日有効)
④の乗る駅(起站)と降りる駅(迄站)のそれぞれの駅名
をあらかじめ紙に書いておくとスムーズです。
券売機での購入の仕方はこちらのブログなどが参考になるかと思います。
台南市街地へは電車が便利
新幹線駅から直結。沙崙駅から台南市街への移動
新幹線台南駅から台南市内への移動、当初はタクシーを使おうと思っていたのですが、台南行きの始発駅だと知り計画変更。
始発なら早めに行けば座れます。座れるなら電車のほうが揺れが少ないし危なくないはず。しかも安い!
所要時間も20分程度でタクシーとほとんど変わらない。
ということで新幹線台南駅で適当にぐだぐだして渡り廊下?で繋がった台湾鉄道「沙崙站」へ。
ここで台南までのチケット購入。自販機形式です。
始点なので迷わず乗れるのもうれしいですね。
ここから出る列車はすべて台南駅で停車するらしいのでご安心を。
ちなみに現地で台南は臺南と表示されていることもあります。ご注意を。
大体の時間がわかっているので電車の中でもゆったり。シール貼りまくり。
ということで無事到着。
エレベーターも完備(増設)されていて、荷物が多い方、お年寄り、子連れにも優しい駅になっていましたよ。
よかったらLCC利用のコツを書いた空港~飛行機編もご覧ください。