10年前と比べて、海外旅行先としてだいぶ定着したなと感じる台湾。
マッサージで疲れをいやして、お手頃グルメで至福の時。
胃袋が足りなーいと叫びつつ、美味しいデザートにほっこり。
古い町並みが何だか懐かしくてノスタルジー。ウーロン茶のおいしさに感動する。
どれも素晴らしい体験です!
そんな台湾に行きたいみなさんを応援するのが、今回ご紹介する台湾入国の際のパスポート残存期限の短縮。
悲しい思いをする人も、これからはぐっと減るはずです。
2017年8月15日から、台湾旅行がますます楽ちんになりました。
Contents
パスポートだけで海外に行ける素晴らしい日本
「日本のパスポートは強い。素晴らしい。」と聞いたことはありませんか。
そうなんです。日本のパスポート、強さは世界有数なんです。
ちなみにここでの「強い」はノービザで入国できる国の数をさすことになります。
Wikipediaによると、現在日本のパスポートを所持していれば、2017年1月現在154の国地域にビザ免除(ノービザ)で入国することができるとのこと。
さらに39の国・地域に現地到着後空港でビザ申請をすれば入国可能(アライバルビザ)。
(※これらの入国は観光など短期の入国でのお話です。働いたり学生になったりする場合条件はことなります)
これを知った時、日本に生まれてラッキーだなってちょっと思いました。
国としての信用力というか、相手国・地域との関係は日本なかなか良いようです。
ちなみにビザとはなんぞや?
簡単にいうのなら、パスポートが自国が発行する国民の身分証明書。
ビザは「われわれの国に、このひとを入国させても大丈夫です」と渡航先の各国・地域の出先機関が発行する「許可証、お墨付き」。
その許可証がなくても入国できる=国と国同士に信頼関係がある、ということになるわけです。
(仲良しなイメージが強い台湾の2色ポストさん)
ちなみにビザを申請する場合、日本国内の最寄りの各国出先機関に行き、必要書類を揃えて申請が必要です。
(※台湾のビザの場合、台北駐日経済文化代表処に出向きます。)
ビザ申請には、お金も時間も、場合によっては移動費もかかります。
そのため「ノービザ」でいけるというのは、費用的にも時間的にも、非常にありがたいものなのです。
パスポートの有効期限で泣く人がいなくなる!?
このブログでも何度か書いていますが(直さねば)
以前は、台湾へノービザで入国するには、パスポートの残存期限が入国時に90日以上残っていることが条件でした。
気が付かずに、あるいはそんなことを知らずに航空券も、ホテルも手配して当日空港で
「お客さま、大変申し訳ございませんが・・・」
と言われたことある人……結構いるそうです。
女友達3人で出かけて1人だけ行けなかったとか。
家族で台湾行くつもりだったのに、奥さんのパスポートの期限が足りなくて中止したとか。
じつは身近でも割りときく話。
でも、そんな悲しみにさようならできる時が来たのです!
台湾政府は2017年8月15日に日本籍の旅客のパスポートの必要残存期限を以下のように改めました。
外交部同意放寬免簽證來臺日本籍旅客所持護照效期僅須長於擬停留日期。
訳:外交部は、ビザ免除で来台する日本籍の旅客の所持するパスポートの必要残存期限を、「滞在日より長いこと」と緩和することにした。
つまり、今後台湾旅行に必要なパスポートの残存日数は、台湾からの出国予定日より1日でも長ければOK!!!
となったわけです。
まとめ
この話題、書こう書こうと思いつつ忘れていたのですが、夫が有効期限ちょっとしかないパスポートで台湾出張するので思い出しました。
これまでも近かった台湾がパスポート残存日数緩和で、ますます近くなりました。
台湾をあげて日本人ウェルカムってことですね。ありがたや~。
でも、やっぱり、旅行を決めたらパスポートの有効期限と渡航先の渡航要件を確認するのは忘れないようにしましょうね。