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台湾の年越しイベント101花火ショーと移動の裏ワザ大公開!!

更新日:

年末の足音がもう真後ろな2015年12月31日。

我が家は大掃除までたどり着くのか微妙です(笑)

日本での年越し~お正月といえば紅白、年越しそば、おせち、お年玉といろいろありますが、お隣・台湾はちょっと様子が違います。

数ある違い?のなかから本日はきっとご存じの方も多い、年越しの風物詩となった101ビルの花火ショーをご紹介させていただきます!

Contents

101ビルとは

正式名称:101大樓(英語名:TAIPEI101)。

「台北イーリンイー」の愛称で知られるなんとも不思議な形のビルは、2004年12月31日に完成。

地上101階、地下5階、高さ508mという台湾一高いビル。

完成から約5年間は世界で一番高いビルとして、その名を世界に轟かせていました。

ハイブランドが並ぶショッピングエリアと、世界の名だたる有名企業が入居するオフィススペースなどで構成されています。

ツアーで台湾に行ったらこちらのビルの展望台に登り、台北の町並みを眺めるのが定番のコースですよね。

私も友人・知人・同僚たちと10回以上は展望台に登っています。笑

101写真

初めて台湾に来たら必ずと言っていいほど訪れる人気のスポットですので、ご存知の方や実際に登ったことのある方も多いかもしれませんね。

そして、台湾の人々にとって101といえば年越しの花火。なんといっても!!花火なんです!

101の花火の歴史

TAIPEI101の花火ショーが始まったのは2004年12月31日。

ビルの完成と当時にスタートした花火ショーは、入居企業への配慮や災害で政府予算がつかなくなったなど何度も開催の危機を迎えながらも、なんとか毎年続けられている台湾の年越しイベントです。

近くの特設会場では無料でカウントダウンライブ(チャイニーズポップスが好きな方々にはたまらない面々が大集合)が行われます!

盛り上がりが最高潮の頃、年越しのカウントダウンが始まり・・・

新年を迎えた瞬間!ビルが爆発!!!!!!

・・・はしませんが、爆発した???と思わせる驚きの光景がそこに!!


(2014 TAIWAN TAIPEI 101 FIREWORKS 跨年 煙火 少煙版 by louisch 陳志通 1080p hdより)
※閲覧時音が出ます!ご注意ください。

最初に見た時はビルが燃えるんじゃないかと、ちょっと本気でドキドキしました(笑)

初めての花火ショーから少しずつ姿を変えながらも、今では台湾全土にその模様がテレビ中継されるお正月からおなじみの光景です。

何度見てもスゴイ!う~ん、さすが中華圏?やることが派手です。笑

100万人が殺到?混雑する地下鉄・車も大渋滞!!

ちなみにこちらの花火ショー、大変人気がございます。

なんと花火ショーを見に来るお客様の数は100万人を超えているそうです。

私が見に行っていたころと比べるとなんと2倍(笑)の恐ろしい数。

ちなみに最初に見に行った年は、交通規制あり、帰るお客さんとのバッティングありで本当に大変でした。

花火ショーが終わってから1時間以上かけて交通規制の無いところまで徒歩で歩き、力尽きかけて24時間営業の鍋屋さんで夜食を食べて帰りました。

回数を重ねるごとに人気が増し、101方面行きの地下鉄に乗るために長い行列に並び1時間以上待つという恐ろしい現象も起こっていました。

ちなみに道路も大渋滞!車で出向くのは本当に無謀としか言いようが無いレベルの渋滞でした!

101の花火ショーを見に行くならかなり早めに出発しないと間に合わない、そんなイベントになっています。

迫力の花火ショー。今年で最後かも。

台湾の複数メデイアの情報によると、もはや年越しの定番となっているこの花火ショー、今年で最後となるかもしれないそうです。

その原因は環境への配慮と増大するコスト(スポンサー集め)だということです。

ちなみに今年の総コストは日本円換算で約1億4000万円。

これを約5分で使い切るわけですから驚きです。

101の花火を直接見てみたい!と思っている方はぜひ明日出かけてみてくださいね。

裏ワザ!!信義新幹線で楽ちん到着!

101に行きたいけど、移動が大変すぎる~という方はこちらの方法を試してみてはいかがでしょうか?

(※この数年は利用していないので上手くいかなかった場合、責任はもてません。申し訳ありませんがあしからずご了承ください。)

私と夫が偶然見つけた一番楽に、早く大晦日の101に程よいタイミングで到着する方法!

それが「信義新幹線」の利用です。

新幹線という名前ですが、鉄道ではありません(笑)。

その実態は・・・幹線道路を走る「バス」なのです。

信義幹線というバス路線があり、さらに信義「新」幹線という新しい路線ができたため、ものすごく早そうな名前がついたようです。

信義新幹線という名前を冠するだけあって、バスは台北市の幹線道路「信義路」を走り抜けていきます。

そして台北市中心部の主要道路である「信義路」はバス専用レーンが設置されています。

このバス専用レーンは、大晦日も健在。

そしてこの信義路の真横に立つのが101。

つまり、信義新幹線は大渋滞している車を横目で見ながら、バスレーンを走り101に到着できるのです。

始点の臺北車站(青島)からならちょっと並べば乗れるはず。

捷運台北101/世貿站(信義)で降りれば、花火はバッチリご覧いただけるでしょう!

信義新幹線の路線図に関しては下記をご確認ください。

信義新幹線 路線図 中国語

地図は台北YMCAの位置を示していますが、この道向かい(青島西路)にバス停があります。

※同じ名前のバス停が2箇所あるので捷運昆陽站方面行きに乗るように気をつけてください。

私は明日(明後日?)のニュースを楽しみに待つことにします。

最後(かもしれない)の花火ショー、ぜひチエックしてみてくださいね!

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