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台湾歴20年・元駐在員が台湾のグルメ、かわいいシューズや雑貨、観光、文化を紹介するブログ

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台湾歴15年のわたしが考える、台湾の衛生面。食べ物・水・空気

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台湾旅行に行きたいな、と思っている方に知っておいてほしいこと。

治安、トイレ、マッサージに引き続きお伝えしたいのは衛生面。

アジアって衛生的に不安があるイメージだけど台湾は実際どうなの??食べ物は大丈夫?

子どもは連れていけるのかしら?

そんなことを思っている方も多いかもしれません。

結論から言えば、日本と同じレベル、とはいかないかもしれません。

でも、日本の友人・知人の話をまとめても、自身の経験からも台湾はわりと衛生的なほうだと感じます。

気をつけるべきところを押さえれば、そんなに心配はいらないのが台湾の魅力ではないでしょうか。

Contents

食べ物に関する注意

わたしが注意していたこと

・お腹が弱い方はナマモノは避けるように勧める。

・屋台料理を買う時は油の色や屋台自体の衛生面を目視チェック。

・ローカルなお店は衛生的かチェックしてから入る。

・生卵は食べない。

以上です。上記については注意はしておりましたが、その他はそんなに気を使っていませんでした。

ローカル海鮮料理屋で刺身食べてましたし、かき氷もパクパク。屋台料理も大好き!

台湾在住の7年間に、お腹を下したりすることもありましたがそれが食べ物に起因しているかは不明。

日本と比較しても「台湾だからよくお腹を壊した」ということはなかったように思います。

ローカルなお店の特徴

いろんな形態のお店がありますが、台湾のローカルフードを扱う食堂は高確率でお店の入り口に調理スペースが有ります

調理場を横目で見ながら店内に入るイメージです。

(奥にも調理スペースがあって、料理によって使い分けてるなんて店もあります)

熱を逃がすためかコンロが一番外側で、道路と面しているなんてこともザラ。

コンロの横にチャーハン用の卵が常温で置かれていて、卵が熱でダメになるのでは?と不安になることもありました。笑

常に外気と接していることに不安を覚える方もいらっしゃるかもしれませんが、個人的にはそのほうが衛生的かどうか見えていいと思っていました。

ちなみによく通っていたお店を営業前に通りかかったときに、おばちゃんがお店の前の道路で野菜を直置きして洗っていたのにはさすがに驚きました・・・。

考えてみると近所の海鮮料理屋さんも似たようなことをしていたので割と普通なのかも?

熱を通せば食べ物って案外安全になるんだな~と前向きに捉えるしかありませんでした。笑

(その後もそのふたつのお店に通い続けていました)

日本で屋台にいけますか?

ちなみに台湾の屋台も衛生面はローカル食堂と同様かそれよりちょっと劣るくらいかと。

更に言うと個人的にはローカル食堂と夜市、屋台料理は「日本の屋台と同じようなもの」と捉えるといいのかなと考えています。

イベントの時だけじゃなくて、毎日稼働している分、掃除の回数が多くて日本の屋台よりキレイかもしれません。

(日本の屋台事情はよく知らないので、推察です。)

日本で屋台料理に抵抗がある方は、台湾の屋台やローカル食堂での食事は避けたほうが無難だと思います

屋台OK。むしろ好き!という方は台湾のB級グルメを思う存分楽しめるでしょう。

屋台

ガイドブックに載ってるお店は?

ガイドブックに乗っているお店やレストランの場合、キッチンはお店の奥にあって見えないことがほとんど。

衛生面にどこまで気を使っているかは正直わかりません。すみません。

その度合はお店によって異なってくると思います。

では、何を判断基準とするか。

やはりいえるのは清潔なお店は調理時の衛生面にも気を配っているであろうということ。

清潔さはお店の見えている部分だけでも、ある程度判断可能だと思います。

さらに、清潔さは全体的に見ると、やはり価格帯に反映されていることが多いと感じます。

当たり前かもしれませんが、ローカル食堂や屋台よりは衛生的だと思いますよ。

やっぱりちょっと心配、という方はレストランのブログでの口コミなどを探してみると参考にできるはずです。

私個人としては、小さい子供は屋台はNG。ローカル食堂は状況次第で判断。

基本的にはレストランで食事をしようかな、と考えています。

小籠包作り
(オープンキッチン風なレストランもあります)

ナマモノには注意

ちなみに台湾でたくさんの日本からの友人知人・同僚・上司といっしょに色んな所で食事をしてきましたが、これまでにお腹を壊した人は1名だけです。

お腹を壊した人が食べたのは「しじみの醤油漬け」。

作り方を調べてみると、しじみに火を通すことは通すのですが、一瞬なんですね。

レアさを楽しむ料理でもあるので、火が通り過ぎると台無し。

そんなこともあって半生状態だったのだと思います。

さらにいうと、この方は連日の仕事で徹夜をしたりと、とっても疲れていました。

悪条件も重なって、お腹を下してまる1日寝込んでしまわれました。

他には、在台歴も長かったとある駐在員の話。

すき焼きを食べてお腹を壊したとのこと。

詳しく聞くと「生卵を使った」と。

台湾も含めて、世界的には卵は生で食べるものではないんですよね。

本人もわかっていて「やっちゃったなー油断しちゃった」なんておっしゃっていました。

生卵は論外ですが、しじみの醤油漬けに関しては一緒に食べた私はピンピンしていました。笑

ナマモノには全体的に注意して、あとはお腹の強さと体調と相談して、食べるものと食べないものの線引きをするのが正解のようです。

小さいお子さんの場合は特に注意が必要ですね。

生水は避けましょう

台湾では生水は飲まない。水道水は飲まない。

それが広く一般的になっているように思います。

ルームシェアを始めたころ、ルームメイトの日本人が「この家の水道の水は煮沸すれば飲めるか?」と訪ねました。

大家の答えは「飲めるかもしれないけど、長く煮沸してね。僕は飲まないけど」。

現地の人にこう言われては・・・。飲めませんよね?

留学生時代は重たい思いをしながら、台湾ではコンビニでも売られてい5リットル入りのミネラルウォーターを一生懸命運んで飲水や料理に使用していました。

捨てる時に困る大きさでしたよ。笑

台湾では当時からウォーターサーバーを置いている店やお家が多かったのですが、これは水道水を飲まないことが浸透していることも要因の一つなんでしょうね。

歯磨きやお風呂くらいなら大丈夫ですが、現地の人も避ける生水。飲むのは避けましょう。

なお、同じ理由でお腹が弱い方はかき氷も注意が必要です。

(たまに保健所が検査に入り、大腸菌が基準値を超えた~などとニュースが流れることもありました)

そこまで?と思いますがお腹の弱い方はカットフルーツ(水道水で洗っているから)や飲み物の氷(生水を使っているところもあるから)も避けたほうがいいそうです。

空気はよくありません

台北の人には申し訳ありませんが、仕事で沖縄に帰るたびに「沖縄って空気が美味しいな~。サイコー」と思っていました。

台湾、特に台北の中心部は全体的に空気が良くありません。

台北にいたら鼻毛が伸びるようになった、というのは在台日本人の間で有名な笑い話。

東京や大阪でも感じたことがない排気ガス感を感じてしまいます。

主な原因はバイク天国という言葉がぴったりなほど、バイクが街中に溢れているためだと考察。

そしてバイク天国な台北はマスク天国でもあります。

息苦しさから実を守るため、台北のバイク乗りはほぼ100%マスクをつけています。

風邪用の不織布ではなく、布製のマスク。

これがキティちゃんだったり、何だか妙に可愛かったりするのが台湾流。

夜市などで気軽に手に入るので、是非実物をごらん下さいませ。

(シンプルなものも少しはアリます)

空気が気になる方はマスクをつけて・・・と言いたいところですが暑い台湾。

冬以外はマスクは地獄かもしれません。

観光で訪れるくらいだったらまあ我慢できるくらいですので、交通量の多い道路は空気が悪いことを意識して行動してくださいね。

【こんな記事も参考にどうぞ。】

台湾歴15年のわたしが考える台湾の治安と注意すべきこと。
台湾歴15年のわたしが考える台湾の衛生面。トイレ編。
台湾旅行に出かける全ての女性に読んでほしい、マッサージに関する注意。

 

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