台湾への旅行が決まっていろいろ考えないといけないことが増えてきた。
「あ、そうだ。出発前に台湾のお金に両替しておかなきゃ!!現地で困ったら嫌だもんね」
と思っている方、もしかしていらっしゃいますか?
ちょっと待ってください!
それ、もったいないですよ。
もう結論をいいます。
日本で両替するメリットはとくにありません。
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両替は現地でが鉄則!
両替は現地の方が絶対お得です
大きな声で言っちゃいます。
日本で台湾ドル(台湾元・ニュー台湾ドルなどとも呼ばれます)に両替する必要は全くない。と思います。
理由は簡単。引き換えのレートが現地に比べて悪いのです。
「でも、着いてからすぐに移動だし、バスに乗るにもチケットを買わないといけないでしょう?」
「初めてだし、遅い時間の到着だし、現地で上手く両替できるか心配!」ですって?
ご心配なく。空港には両替ができる銀行があります。
さらに、空港の中なら両替の手続きも両替したい分のお金を渡して簡単な書類を書くだけでOKなんです。
言葉も「エクスチェンジ・プリーズ」が言えればきっとOK。
2017年4月追記→勝手に両替されちゃった。サインだけでOK。言葉を発しなくて大丈夫でした・・・。
(多分記入するのはサインと金額くらいだったと思います。簡単すぎて失念するくらい簡単。笑)
そして、空港にいるスタッフさんなら、片言の日本語ぐらいならしゃべれます。
絶対、大丈夫です。困っていてもこれぐらいのことなら、親切な台湾人が絶対にどこからともなく現れて助けてくれます!
安心して両替は現地で行いましょう!!
ちょっとドキドキするのも旅行の醍醐味!大丈夫です。
思ったよりも簡単ですから。
3万円くらい両替すると普通のレストランの1食分くらいは変わるはず。
どうせなら是非、現地で楽しむ方にお金を使ってくださいね!
空港にはたくさんの銀行が!
【桃園空港の場合】
桃園空港にはトータルで15の銀行があります。
そのうち8ヶ所が台湾への入国する際に利用するエリア(つまり最初に訪れるエリア)内にあり、早朝から深夜まで営業しています。
中には24時間営業のところも!!含まれています。
これだけあれば両替し放題です!
余談ですが、入国審査場前にも銀行がありますが、そこは素通り。
早く並んで審査を終えたほうが得策です。
私は両替は荷物を引き取って、税関を通ったところにある銀行でおこないます。
(飛行機の到着が重なると入国審査で結構待ちます。
到着ロビーまで出てしまうと、外の銀行がちょっと遠いので、めんどくさがりは税関を通過したところがトータルで楽ちんだと思ってます)
【松山空港の場合】
松山空港の銀行は合計7つ。
うち、入国時の利用を想定している銀行が4ヶ所あります。
2ヶ所は入国エリアに、2ヶ所は到着ロビー(一般客も利用可能)エリアに。
松山空港は桃園空港と比べると営業時間が短いですが、最初の到着便は羽田からの10:15着の飛行機なので両替するのには全く問題ありません。
なお、遅い便の飛行機でも大丈夫。最終便の到着時刻に合わせて営業してくれています。
松山空港は小さな空港なので入国エリア、到着ロビーどちらでの両替も問題ないと思います。
【高雄空港の場合】
銀行はどうやら4ヶ所あるようです。
入国時に使用するのは到着ロビーにある2ヶ所の銀行になると思います。
営業開始は9:00からとゆっくりめですが、国際線到着にあわせて営業開始しているので、両替に困ることはないでしょう。
街の銀行に行った方がいいの?
一般的に空港の銀行よりも、街なかの銀行のほうがレートはいいと言われています。
でも、銀行を探してお金とパスポートを持って行かなくてはいけないし、そして実は銀行ごとに両替にかかる手数料が異なるんです。
つまり、レートは良くても手数料が高かったので、トータルでそんなに得しなかったなんてこともあり得ます。
(私も留学時代街なかで台湾元の手持ちが少ないことに気がついて、慌ててイザというとき用に財布に入れていた1万円を両替。
その辺の銀行で両替したら、なんと手数料200元(約700円)取られていたということが…)
聞いたことがある中での両替手数料・最高額は300元…。高い…。
なお、空港にあるのは台湾銀行と兆豊銀行なのですが、空港での両替は1回につき30元(約105円)の手数料をとっています。
そして限られた旅行の時間を、「お得」な銀行を探して、出向いて・・・って面倒じゃないですか?
しかもひとまず、台北などの市街地への移動にもお金は必要。
以上を踏まえた個人的な結論は・・・
「たくさん両替をするなら、もしくは長期旅行なら空港だけではなく街なかの銀行で」
「最初の旅行・2泊~3泊くらいの短めの旅行なら手間を考えて空港で」
がいいのではないかと思います。
ちなみに台湾在住者の両替についての一般的な考え方は下記の通り。
日本<台湾の空港<台湾のまちなかの銀行<その他の方法
上記のようにレートが良くなっていく、というのがです。
余談ですが、その他の方法は一部のお茶やさんで両替、銀樓(インロウ/金銀宝石やさん)で両替などがあります。
お茶やさんは許可をもらっているところが多いとおもいますが、銀樓はどうなんでしょうか。
どちらにしても、初めての台湾なら台湾現地の空港での両替がトータルで考えて便利だと思いますよ。
レートの見方
さて、日本円から台湾元への両替の際のレートの見方です。
①日圓(JPY)を見つける。
②「現金買入」と日圓(JPY)の交わるところの数字をみる。
以上です。簡単ですね♪
この場合レートは0.27840。
つまり10,000円を両替すると2,784元に両替されることになります。
こちらから手数料(空港なら30元)を引いた額、2,754元が実際に渡される額になります。
現金の日本円を台湾銀行が買って、お代の台湾元を私たちに支払うので「現金買入」を見ることになります。
写真の右下の電光のボードがレート表になります。
(※空港では単純に「買入」「賣入」しか表記がないかも。その場合より簡単ですね)
思っているより簡単でしょ?
しつこいですが現地両替、試してみてくださいね。
クレジットカードは使えるの?
台湾、日本かそれ以上にカード社会です。
スーパーやちょっといいレストラン、ホテル・デパート・ショップならカードが使えると考えてOkです。
カード派なら、たくさん両替する必要はないかもしれませんね。
ただし、小さな飲食店・ショップ・夜市(ナイトマーケット)・屋台などクレジットカードが使えないところもあります。
そのため完全にカードだけで済ませる、と言うのは難しいです。
ある程度の台湾元はやはり必要です!
再両替はちょっと注意
旅行でたくさん楽しんだけど、台湾元が余ったから、空港で再両替したいという方もきっといるはず。
その時要注意なのが手数料。
日本円への再両替はなんと100元かかります。
さらに、(多分ないと思いますが)入国時に両替したときに渡された領収書の提示を求められることもあります。
念のため無くさないように持っていてくださいね。
コインも両替ができないので、闇雲に紙幣だけを使ってコインばっかりになるのも避けましょう。
(ちなみに出国審査後も免税店があったり、軽食が食べられるスペースがあるのでちょっとくらいお金を残しててもこまりませんよ)
そして、再両替して紙幣にならない分は台湾元で帰ってきます!想定外。笑