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台湾からの心地良い音楽・地に足の着いたバンド・STAYCOOL

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STAYCOOL!だからこそ生み出せる音楽

2015年のGWに子連れ台湾旅行をした際に利用したカフェジャンキーズ。【現在は閉店中】

その時の記事でも書きましたが、このカフェのオーナー・ウィルさんはSTAY COOL(ステイクール)というバンドのボーカルを勤めています。

ひょんなことから台湾でもっとも有名な日本人のひとりである青木由香さんと知り合い日本むけのマネジメントをしてもらうことになった彼ら。

その音楽の良さとマネジメントが成功して、実は結構日本でのライブも行っています。

STAY COOLは日本でも単独ライブをしていたり、CDデビューをしていたり、音楽フェスに出演していたり、ラジオ出演したり、タワレコでプッシュされたりする実力派のバンドなのです!!

兼業が生み出すリアル

にもかかわらず、メンバーはみんな本業を持っている「兼業」バンドという珍しさ!

本業があるため日本公演の際も仕事の都合でみんな揃うということはまれ。

しかしながら、それぞれが本職を持っていることで、ぐっと日常に近い自然な音楽に仕上がっているように感じます。

ステイクールのメンバーは合計6名。

ボーカルのWillは先日紹介したCafe Junkiesのオーナー。

リーダーでキーボードやジャンベなどを担当するSTANLEYは、レーベルを設立している社長さん。

ギターのBRIANは、大手IT企業にお勤めのエンジニア。(2016年脱退)

ベースのMitchellはエネルギー系のお仕事。(2016年脱退)

ヴァイオリンのPonponは、留学帰りでアート関係のお仕事。

ビオラのTracyは大学院に在学中(そろそろ修了してる?)。

みんな見事にジャンルが違います!

そんな彼らの共通点は「友達」。

バンドの結成もとても自然な流れだったそうで、友達が友達を連れてきて友達になっていって…とそんな関係から自然とバンドになっていたのだそうです。

第2の特徴ストリングス

また、加えて彼らの特徴をあげるとすれば、ストリングスという弦楽器担当がふたりいること。

甘い暖かい歌声と、ヴィオラとバイオリンの共演は確かに彼らの音楽をより深みと広がりのあるものにしています。

是非、弦楽器の音にも耳をすましてみてください。

母国語との距離感

さらに第3の特徴はその歌詞。

ボーカルウィルさんの歌詞はそのほとんどが英語の歌詞。

大阪のラジオに出演した際に、ラジオのDJさんにも「なぜ英語で歌詞を書くのか?」質問されていました。

その時のウィルさんの答えは「英語だと歌詞を書く時の自分との距離感がちょうどいいから。」という何ともかっこいい答え。

中国語(台湾国語)で自身の感情を表現すると、その言葉と感情がちょっと近すぎるのだと。

自分の母国語でない英語のほうが、歌詞を考えるときに気持ちをちょうどいい距離で表現できるのだと。

確かに。私たち日本人も中国語という言語で話すといつもよりストレートな感情表現になることが多いです。

もちろんボキャブラリーが足りないこともその一因ですが、やっぱり言語ごとに差異があるもの。中国語は思いのほかストレートだったりします。

日本語で「愛してる」って言えないけど中国語でなら「我愛你」って言えるっていう男の子がいたな~(笑)

そういう距離感がウィルさんの中にもあるんでしょうね。

日本ではデビュー2周年、台湾でもバンド結成から9年がたったSTAY COOL。

私の説明なんてさておき、まずは一度彼らの音楽に耳を傾けてみてくださいね。きっと広がる音楽の暖かさにびっくりしますよ!

「Worldwide Journey」台北の町並みがなんともいえません。懐かしくて嬉しくなる曲。

数少ない中国語の楽曲「所以說」。代表曲のひとつともいえます。

STAYCOOL facebook(日本語)

今度の来日はいつでしょう。楽しみです。

 

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