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赤ちゃんと旅する台湾(2)旅の取り決め

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本日は赤ちゃんと旅する台湾2回目。旅行にあたっての約束事です。

改めて考えてみると赤ちゃん連れでなくても、海外旅行をするなら必須なことも多かったように思います。

はじめての台湾を検討されている方にも参考になるかもしれません。

以下の点をおさえれば、きっとストレスフリーの旅に一歩近づきますよ。

Contents

子連れ台湾をストレスフリーで過ごすための取り決め

(1)移動は割りきってタクシーを使っても良いことにする。

台湾旅行をしたことがある方ならご存知の通り、台北市やその周辺の新北市の交通機関の運賃は日本人からすると割安です

地下鉄は初乗り20元(約80円)から。ICカードを購入して使用するとなんとさらに2割引きになるようです。(私がいたころはICカードでも割引なんてなかったのに!すばらしい!)

バスは1区間15元(約70円)同じくICカード利用で割引あり。難点は運転が少々荒いこと。本数が多い分複雑で慣れていないと使いこなしにくいこと。

タクシーは初乗り原則70元(約280円)から。台北市内なら大体200元前後で移動可能(行き先や道路事情によって多少変わります)。

他の交通手段と比べると少々お高いですが、数人で乗ること、目的地にピタリと着けること、迷子になったり疲れたりして険悪なムードになること(笑)などを加味するとむしろ気軽に利用するべき!だと思います。

しかしながら日本と比べると総じて運転が荒いので、シートベルト必須(義務です)。

そしてストレスやトラブルを減らすため車体のきれいなタクシー、更にできれば運転手が制服を着ているタクシーを選びましょう。

 

(2)旅のスケジューリングをしておく

行き当たりばったりの旅も良いものですが、赤ちゃん連れの場合、どこで授乳するか、離乳食を与えるか、おむつ替えをするかなど、普通の旅行より気にすることがたくさんあります。

初めての外出先だと、「どこで~」しようかちょっと不安になるママやパパは多いはず。この「ちょっと不安」は海外では特に大きくなりがち。

例えば、中正記念堂を見たあとMRTのトイレでオムツ替え、台北101を見学した後に4階のベビールームで授乳する、などが決まっていれば(途中変更があったとしても)不安な気持ちは軽減できます。

「どこで~する」を決めるためにざっくりとでも良いのでスケジュールを立てておくと安心ですよ。

 

(3)子どもをやすませる時間をとる(途中で宿泊先に帰って休憩をとる)

私たちが台湾を訪れたゴールデンウィーク期間は運良く(?)天気が悪く台北ではずっと曇り空でした。

しかし、その数日前に友人から「今日は36℃だってよ~。倒れそう」とのLINEが!!5月でこの気温!さすが台湾です。

日本に比べると湿度も高いので、実際には温度以上の不快感でしょう。

私たちは子どもに負担をかけないように、日中1度はホテルに戻り1~2時間休息の時間を設けました。

もちろん観光の途中で涼しいデパートなどに立ち寄り涼みながら休憩するなども良いですが、赤ちゃんにとってはベッドで寝っ転がれるほうが良いだろうとの判断です。

この判断は大正解。赤ちゃんの負担を減らし結果的に大人の体力回復にもつながりました。

 

(4)旅行保険に入る

台湾は比較的治安がよく、海外旅行初心者にもオススメできる旅行先ですがそれでもやはり海外。

思わぬ事故や怪我、トラブルに備えることは大事です。

(余談ですが、先日わたしの故郷沖縄で海外からの旅行者が焼き肉をのどに詰まらせて意識不明になり入院する事件がありました。

日常にも危険はある、という悲しい例だと思います。加えて、その方は旅行保険に入っていなかったこと、さらに毎日の医療費が到底払えるものではなくなっていると報道されていました)

一日に数百円で安心が買えれば安いもの。何かあったとき、日本と同じようには行かないことは理解しておくべきです。

ちなみに私たちはインターネット経由で三井住友海上の旅行保険に加入しました。

 

(5)緊急の場合を考えて病院を調べておく

こちらも「小さな不安」を減らすためにしておいたこと。

いざというとき駆け込める病院を調べておきました。

それがこちらの台安医院。医院と書いていますが個人経営ではありません。「医院」は中国語で病院の意味。実際には総合病院です。

台安医院特別外来センター(日本語可)

こちらのセンター。実は私も留学したての頃に利用したことがあります。日本語や英語の通訳サービスあり、順番待ちがないなどまさに「特別」。VIP対応です。

その代わり、診察費用がお高いようです。外国人(が旅行保険を使うことを見越しての割高料金かもしれません)向きのサービスと言えそうです。

しかしながら、いざというとき日本語通訳がついてくれるのはありがたいサービスです。

ちなみに、主要ホテルで配布されている日本語フリーペーパーにも日本語が通じる病院など、緊急時の連絡先が掲載されているものもあるのでチェックしてみてはいかがでしょうか。

 

(6)ベビールームやおもつ替え台のあるところを確認しておく。

「(2)旅のスケジューリングをしておく」に通じていきますが、普通の旅に比べて心配事が増えるのが赤ちゃん連れの旅。

授乳・おむつ替えはその筆頭ですよね。オムツ替え台に関してはMRTの駅のトイレに設置されているはずなので観光しながら上手く利用できると思います。

授乳は主要駅(現在24箇所)、新幹線駅、デパートなどを上手く利用するといいかと思います。

ちなみに台北市は現在母乳育児を推進していることもあり、「公共の場所での授乳OK」「公共の場所での授乳拒否NG」となっています。

もともと子どもにやさしい人が多いので、授乳ケープ派は授乳もそんなに困らないかもしれません。(わたしもレストラン等でも授乳しました)

以下参考までにMRT(地下鉄)の授乳室設置箇所を載せておきます。

台北車駅、民權西路駅、南港展覽館駅、忠孝復興駅、忠孝新生駅、西門駅、南港駅、古亭駅、中正紀念堂駅、北投駅、淡水駅、蘆洲駅、動物園駅、市政府駅、劍潭駅(士林夜市)、七張駅、板橋駅、大橋頭駅、東門駅、新店駅、松山機場駅

貓空纜車動物園駅、貓空駅、小巨蛋(台北ドーム)、三重駅。

情報元・引用: 北捷哺乳室新增至24處 三重站明年設置 | ETtoday地方新聞 | ETtoday 新聞雲 http://www.ettoday.net/news/20121217/140836.htm#ixzz3hJt2neke

 

(7)ベビー用品の購入できるところを調べておく

今回、私たちは以前住んでいたことのある双連駅の近くに宿泊しました。

最寄りのトイザらス(店舗情報)まで徒歩15分。三越も徒歩15分。

ベビーフードやおむつなど余るほど持っていったのですが、こちらもいざというときのことを考えて調べておきました。

いざというときに何かしら現地調達することを考えて調べておくと安心です。(日本製品は輸入品になるため、台湾では基本的に割高なのでご注意ください。)

あらためて書くと当たり前のことが多いですが、それでもやっぱり事前にとりきめをしておいたので安心して旅行に臨むことができたな~と思っています。

ちなみに私たち、スケジュールがいっぱい過ぎで、台北での移動はすべてタクシーになってしまったというオチつきです。(笑)

まとめ 不安をなくすことで快適な旅

われながら、住んでいた割にはかなりいろんなシュミレーションをしたものだと感心します。

でも、大切な我が子に旅行に付き合ってもらう台湾旅行。

お互いにノーストレスを目指したいですよね。

備えあれば患いなし。多少の準備とまあいいか、という割り切りでせっかくの旅行をめいいっぱい楽しんでくださいね。

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