大阪が舞台ということもあり、久しぶりにNHKの朝ドラを見ています。
明治という新しい時代の中で活躍したヒロインの元気な姿に励まされているのですが、その中に気になる存在が！
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台湾からの逆輸入俳優現る。
それは元薩摩藩士にして現在大阪府判事の五代友厚氏を演じているディーンフジオカさん。
世間で「何このイケメン！？」と騒がれているらしいです。笑
私自身も最初はディーンフジオカさんの出演にまったく気がついていませんでした。
なぜだか台湾の芸能情報には私より詳しい夫に「台湾からの逆輸入俳優さんだね～」と教えてもらい、びっくり！
そういえば、よく見るとたしかに台湾ドラマで見たことある～と思いだしたのです。
第2の金城武！？ディーンフジオカさん、中国語もペラペラです。
台湾ドラマ「不良小花」（日本語タイトル：笑うハナに恋来たる）になかなか存在感のある役どころで登場してたフジオカさん。
ヒロイン・ハナ（レイニー・ヤン）の同級生にして大企業の御曹司ジェイ（ディーン・フジオカ）。小学校時代に容姿を理由にいじめられていたのをハナに助けられ恋心を抱いていた。
親友であるスタイリスト、タム（ウィルバー・パン）のおかげですっかりイケメンとなったジェイはハナに交際を申し込み・・・。という役どころです。
主演ではありませんがドラマの要とも言える役柄をしっかりと演じていらっしゃいます
ちなみに日本人役ではなく、台湾人役。
つまりセリフは全て中国語！しかもかかなりお上手！
それもそのはず！？お父様は中国の方、お母様が日本の方らしいのです。
妹で元チェキッ娘の藤岡麻美さんも現在活動拠点を台湾に移しているそうなので、お家で中国語をある程度教わっていたのかな？
役どころは柔和な御曹司ということもあって、ふわーっとした頼りなげな印象が強く、現在演じている五代友厚とは全く雰囲気が違います。
どおりで気が付かなかったわけです。気が付かなかったということは、役によって雰囲気を変えられる良い役者さん、ということなのでしょう。
ちなみに、中国語の他に英語、広東語、インドネシア語なども堪能なそうで、グローバルに活躍できる要素が満載の俳優さんです。
ディーンフジオカさんの経歴
日本、福島県生まれ。
幼少から楽器演奏や楽典等、音楽的な影響をうける。妹は元チェキッ娘の藤岡麻美。
高校卒業後、アメリカ・シアトルへ留学、IT学科専攻。カレッジ卒業後、アジアのさまざまな国を巡り、多様な人種・文化・言語に触れ、感銘をうけたそれらを詩や写真に収めて記した。
2012年7月に結婚。相手はインドネシア華僑の女性。インドネシア語も話せる。
ギター、ドラム、ピアノなど楽器演奏もこなし、作詞・作曲・プロデュースも手掛けている。インドネシアでの活動を中心に音楽制作を行っている。
中国武術、キックボクシング、チェス、写真撮影など趣味や特技は多岐にわたる。
ウイキペディア「ディーンフジオカ」ページより引用
また中国語版のウィキペディアによると大学は働きながら出た苦労人であること、香港でモデルとして活動中に台湾のアイドルドラマの敏腕プロデューサーの目にとまったこと。
もちろんアイドルドラマ以外にも映画・CMなどにも多数出演しています。
台湾コミックリズと契約して台湾に拠点を移し活動を行っていたこと、同社との契約が終了し、台湾アミューズと契約して現在に至っていること、などの情報あり。
日本に逆輸入されたのはアミューズの方針なのかもしれませんね。
芸能の世界は徐々にグローバル化
実は、最近日本の芸能関係の会社も台湾などに進出しています。
私は芸能にはあんまり詳しくないですが、それでも台湾吉本があること、台湾アミューズがあることは知っています。
（最近、福山雅治さんが台湾での露出を増やしているのは台湾にアミューズができたからかな？）
中国語圏の市場はとっても広いですし、最近良く耳にする中国人の「爆買い」のように、潜在的な消費能力もありますので日本以外にも拠点を置くのは自然な流れなのでしょうね。
（アミューズは中国2箇所、香港、台湾、韓国に現地法人を置いているほか、シンガポールに関連企業あり、そして2015年9月にはインドネシアに駐在員事務所を設立してます）
これからアジアはますます近づいていくのでしょう。これからはディーンフジオカさんのようなグローバルな俳優さん、女優さんも増えていくかもしれませんね。
笑うハナに恋きたる公式ページ（日本語）
NHK連続テレビ小説 あさが来た
ディーンフジオカ公式サイト（音楽動画からスタートします。ご注意ください）
ディーンフジオカInstagram（プライベート写真もあり）