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台湾の駅弁・台鉄弁当(臺鐵便當)は一度は食べたい台湾の味!

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台湾の「庶民的」を詰め込んだ駅弁

台湾にも駅弁があることをご存知ですか?

台湾は、東西を分けるように高い山々が連なっているため、台湾鉄道はおおよそ台湾(本島)を一周するような形で敷かれています。

日本の鉄道と同じように特急もあれば快速、普通(鈍行)列車もあり。

そして高雄(左営)から台北(南港)の間には台湾高鐵(台湾ハイスピードレール・新幹線に相当)も走っています。

台北から高雄までの移動はハイスピードレールなら2時間ちょっと、台湾鉄道の特急(自強号)なら4時間半くらい。

新幹線ができたのは2007年のことなので、それ以前の長距離移動は、結構長い時間列車に乗ることがマストでした。

(バスという選択肢もあり、安くなりますが更に時間がかかります)

そんな長時間移動も手伝ってか、台湾にも日本のように駅弁文化があります。

旅の風情を味わいながら土地土地の美味しいものを手軽に体験できる駅弁・・・いいですよね~。

・・・といいつつも、本音を言うと台湾の駅弁「なんだか茶色くて、どこの弁当も似通ってるな~」と(苦笑)。

それでも台湾をぎゅっぎゅ~っと凝縮したと言っても過言ではない駅弁達。

鉄道や新幹線に乗るときは、ぜひぜひチャレンジしてください。

 

台湾の駅弁ってどんな種類があるの?

台湾鉄道の販売している駅弁の名前は鐵路便當(鉄道弁当)といいます。そのままですね。

製造拠点が台湾の主要の近く(台北・台中・高雄・七堵・花蓮)に5箇所ほどあるそうで、それぞれ作っているお弁当も微妙に異なります。

大体の特徴としてはご飯の上にお肉(主菜)がボンと置かれ、煮物か揚げ物もしくは練り物が1品。

さらに炒めた野菜が2種類ほど、そして台湾風煮玉子がポン。

使い捨ての容器に入れられて売られているのが基本です。

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例外として台北では鯖弁当が売られていたりします。

この他に、各製造箇所で肉や魚、卵などを使っていない、いわゆるビーガン対応の「素食」弁当も販売されています。

余談ですが、台湾はビーガンの方々にも選択肢が多い、旅行にはもってこいの場所といえます。

気になる方は台湾鉄道の鉄道弁当紹介ページ(写真入り・中国語)にリンクを貼りますのでご確認ください。

台湾鉄道・駅弁紹介ページ

リンク先の写真をタップすると大きな画像が見られます。

気になる台湾駅弁の中身!

今回は台南の高鐵(新幹線駅)建物内(2階改札付近。7-11横)で売り場を発見。

時間がないにも関わらず、絶対食べたい!!と焦りながら購入。

荷物を整え、ほっと一息ついたところでいよいよひさびさのご対面。

臺鐵八角形排骨便當(台鉄八角形スペアリブ弁当)です!


左上から練り物、お豆腐の煮物、きゅうりの漬物的なもの、台湾風煮玉子、緑の野菜炒め、白っぽい野菜炒め、最後に中央にお肉(排骨)がどん。

ね?茶色いですよね?

お味ですが、おそらく調味料に五香粉(うーしゃんふぇん)という八角などの香辛料が用いられており、これが嫌いな人は何かいまいち・・・と思うかも。

でも、いわゆる台湾ローカルフード大丈夫です!という方にはとってもオススメです。

私にとっては懐かしすぎる味で、食べているだけでホッとしてしまいます。

どれも素朴な飾らない味ですが、これぞ台湾名味付けを存分に堪能できるはず。

コンビニのおにぎりも十分独特ですが、せっかく鉄道に乗るのだったらこの不思議なお弁当文化もぜひ!

ちなみにこのお弁当は80元(320円)くらい。
おかずが豪華になると100元(400円)になります。

ちなみにすっかり見慣れてなんの違和感も感じませんが、ご飯の上におかずが直置きなのも台湾の駅弁や弁当たちの大きな特徴です。

汁がしみて美味しいととるか、ご飯がべっとりで嫌だと思うか、評価が別れますが私は前者です。笑

まとめ

ちなみに台北駅などでも改札外で売ってますので、たべてみたいな~という方も気軽にどうぞ(^o^)

※構内主要箇所に店舗がいくつかあるようです。

他に地方に行くと、お米が美味しい池上弁当、何だかとっても有名な福隆駅の福隆弁当、超有名観光地阿里山の阿里山弁当など民間のいわゆる駅弁も売ってます。

どこのも似てるんだけど、何だか気になる、どうしてか食べたい、そんな台湾駅弁。

地方に出かけるリピーターさんはぜひ一度はチャレンジしてみてください!

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