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台湾あるある話。ビザ延長の期間はどうやって決めるの。答え、テキトーです。

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以前、夫がビザ切れ&オーバーステイをしちゃって大変だった話をしましたら、結構好評でした。

ということで、ビザにまつわる小話第2弾です。

Contents

復習・ビザとはなんぞや?

今回の体験も夫の話。

夫はちょっと歳を重ねた後に、台湾の大学に入ってしまったちょっぴり変わり者君です。

それはひとまず置いときまして。

外国人が長期間海外に滞在する場合、通常その滞在国から滞在を許可してもらう必要があります。

その許可証のような働きをしているのがビザ。

パスポートは身分証明書、ビザは滞在させても大丈夫ですよという許可証もしくは保証書と考えればいいかもしれません。

日本から台湾への観光やビジネスの場合は、通常ノービザでOKですよね。

ところが、現地の大学に通う場合や会社に務める場合(駐在員も含む)、長期の留学がする場合などは、このビザが必要となります。

日本で事前に台湾の出先機関に出向き、必要書類を提出、もらえるのがビザなのです。

滞在期限はテキトーにきまる?

ところで、外国人向けに発行されるビザには期限があります。

(語学学校の自費留学生なら、学期ごとに次の学期の学費を支払い、在学証明、成績証明書と出欠表をもって更新の手続きにいきます)

決められたビザの期限内に、「移民署」に出向き更新の手続きを取らねばなりません。

これを怠るとオーバーステイで強制帰国!ついでに罰金!ホントに気をつけましょうね。

さ、オーバーステイ経験のある夫が、まだ「ビザの更新」を覚えていたころのお話です。

学期の終わりが近づいてきたので、次の学期の学費を納め、所定の書類を発行してもらい延長手続きへ

夫の担当になった方は、ビザの延長にはどうも不慣れな様子。

「延長の期間ってどれだけだっけ・・・。君何回生?2回生。ふーん。」

夫が一抹の不安を覚えながら待っていると、「終わったよ。」と言ってパスポートを返してくれたそうです。

※ビザはパスポートに貼られます。

そこで見た光景は!!!

記載されていたのはなんと1年後の日付!!

次の学期の分(半年)の学費しか払ってないのに!

ありがたいことに、通常よりも半年も長い1年分のビザ延長をいただきました。笑

夫。一瞬言おうか迷ったそうですが、せっかくもらったんだからいいか~とそのまま帰宅。

おいおい。

その後何も言われなかったので、本当に1年後に再度更新でOKでした。

実は、対応してくれた人によっておんなじことがOKだったり、ダメだったりと結果が違うのは台湾では有名な話。

ビザではありませんが、一度申請して窓口でダメだと言われたからもう一度並んだら、次の窓口の担当の人はそれでそのまま処理してくれた、とかザラにきくお話。笑

当時台湾の窓口対応のバラバラさは外国人の間でも有名でした。

(※年々厳しくなってきている印象は受けますが。)

ちなみに、「また1年更新にしてもらえないかなー」と思いながら訪れたその次の更新では、もらえたのは「半年分」の期限だったそうですよ。

世の中そんなに甘くないです。

有力者と仲がいいとビザの期限が延びる!?

これは友達の友達のお話。

その子はアメリカの大学に留学中で、学校の休みを利用して台湾に語学留学に来ていました。

ビザの種類は聞いていませんがおそらく語学学校生用のビザ。

このビザだと、滞在できるのは学期の始まる少し前から学期が終わるまでなのが普通。

でもその子は、短期留学が終わった後、台湾全島を見て回りたいと思っていたそうです。

それをホームステイ先のお母さんに伝えたところ…・

「わかった!頼んでみるわ」と。

結果、通常よりちょっと長めのビザがもらえて、その子はめでたく台湾旅行を楽しんでからアメリカに戻ったそうです。

何でそんなことができたのか?ですって?

ホームステイ先のお母さんが政府のそっち系の偉い人と親しい人だったんだそうです。

いわゆる口利き、ってやつですね。

聞いた話なので真偽は定かではありませんが、多分・・・ホントでしょうね。

そういう意味でもやっぱりゆるいな~。台湾。

現在もそういう笑えるゆるさが残っているのか、知っている方いましたらおしえてくださいませ(^o^)

 

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